BYU系列の中でも一番トップクラスな学校、BYU(プロボ)について詳しくご紹介していきます。
BYUはBYU系列の中では最もレベルが高く、比較的難易度の高い学校です。入るのにも一苦労、入ってからもっと大変と言われているほどなので、それなりの高い目標を持って挑むことが大切です。
BYUは学校の規模も大きく、いわゆるマンモス校です。なので、アットホームという感じではなく、広大なキャンパスでのカレッジライフを送りたい人にはぴったりだと思います。
また、専攻もおよそ200種類もあり、ほぼ確実に興味のある学部を見つけることができると思います。最初に入学手続きをする際に専攻を選択しなければなりませんが、アメリカの大学の良いところは、後で学部を簡単に変更することが可能なので、いますぐに決めなくてもいいっていうのはありがたいですよね。
では、BYUの特徴、専攻、出願情報について紹介していきます。
BYUの特徴
場所
ソルトレークシティから北に70キロほどのプロボ市に立地し、キャンパス面積は約2.58㎢と広いです。日本のように四季があり、冬は雪が降ることもあります。日本と比べて年中かなり乾燥しています。
生徒数
生徒は、大学生、大学院生合わせて33,517人です。このうちの、 30,693人が大学生となっています。男女比は、52%が男子生徒、48%が女子生徒です。
校則
BYUも、他のBYU系列校と一緒で、Honor Cordという校則があり、生徒はその規則に従って生活しなければなりません。正直でいること(カンニングなどしない)、ドレスコード(素肌を出しすぎない)、性的な関係を持たない、お酒やドラッグを摂取しない、などといったものがあります。
奨学金
BYUはどの系列の大学も奨学金制度がかなり充実しています。BYUもInternational Student Scholarships、New Freshman Scholarships、Transfer Student Scholarshipsなど、かなりたくさんの奨学金が設けられていて、返済不要の奨学金も探せばいくらでもあるので、使わないのはもったいないです。
生徒の特徴
BYUプロボには、高校でも優秀な成績を修め、世界でもトップクラスな優秀な人材が集まっています。そのような学問のみならず、多岐の分野に長けた生徒たちが約33,000人も在学していて、一人ひとりの生徒が毎日必死に勉学に励んでいます。意識の高い生徒たちばかりなので、卒業後の就職先もApple、Google、Pixar、Disney、Big4、Amazonなど大手大企業などが多いのが特徴です。
専攻一覧
BYU人気な専攻TOP10
BYUはとにかく学部が多いです。学部選びで迷う人もいると思うので、まずは、BYUの公式ホームページで公開されている最新の入学時の学部選択で選ばれる専攻トップ10をご紹介します。(このランキングは随時変更します)
- Exercise Science(運動科学)
- Elementary Education(初等教育学科)
- Psychology(心理学)
- Management(経営学)
- English(英語学科)
- Public Health(公衆衛生)
- Computer Science(コンピュータ科学)
- Family Life(ファミリーライフ)
- Chemical Engineering(化学工学)
- Communications(コミュニケーション学科)
副専攻
BYUにはなんと、107種類もの副専攻が設けられています。かなり選択肢が広がるんじゃないでしょうか。詳しくは以下のリンクをご覧ください。
学士号
副専攻も多いですが、専攻はもっと多いです。なんと、181種類もあるんです!もう選択肢がありすぎて逆に困っちゃいますよね。詳しくは以下のリンクをご覧ください。
出願情報(難易度)
合格率
BYUの公式ウェブサイトで公表されている、2018年最新の情報によると、合格率は意外にも65.1%と結構高めの数字です。新入生の申請者数11,784人に対し、合格者数は、7,668人でした。ちなみに編入を希望する申請者数2,500人に対し、編入生の合格者数は1,380人で、合格率は55.2%でした。
高校の成績の平均
BYU生の高校の成績(GPA)の平均は、3.86となっています。日本ではGPA制度ができたばかりなので、GPAがない世代もいると思うのですが、日本では、5段階評価のところ、アメリカでは4段階評価となっています。
GPAの算出方法がわからない方は、参考までに、こちらのサイトがわかりやすく説明してくれているのでご覧ください。
アメリカの大学入試には、高校の成績は審査に関わる重要なものなので、できる限り努力して、いい成績を取るよう頑張ってください!
とは言ったものの・・・高校の成績が全てではない!
高校のスコアが平均に足りてなくてもまだあきらめるのは早いです!TOEFLなどのスコアや、提出するエッセイも重視されるので、高校の成績があまりよくない人は、こっちで挽回できるように努力しましょう!
英語のテストのスコアも合格ラインの点数ではなく、できれば上回る点数を取るように何度かチャレンジしてみましょう。そして、エッセイはプロが添削してくれるサイトも沢山あるので、そういったサイトを利用してできるだけ質の良いエッセイを提出するようにしましょう。
入学するためには、TOEFLなどの英語のテストが必須なのは、みなさんご存知だとは思います。では、具体的にどれくらいの点数を取ればいいのでしょうか?留学生に求められるそれぞれの英語のテストの合格点は以下のようになっています。
合計点だけを見るのではなく、ひとつひとつの項目にも合格点が設けられています。なので、満遍なく点数が取れるように勉強しましょう。
重視される項目
- 高校の成績’
- 英語のテスト(TOEFLなど)
- 推薦状
- エッセイ
編入という手もある
BYUに行きたいのに、高校の成績も足りないし、英語のスコアも足りない。このままだと時間だけが過ぎていく!という人がいれば、是非編入を考えてみてください!
BYUよりも難易度の低い学校に先に入学し、そこである程度のCreditを取ってからBYUに編入するというやり方があります。いくつか編入例をあげてみます。
① 比較的入りやすいLDSビジネスカレッジに入学し、Associate Degree(短大資格)を取って、BYUに編入手続きをするという方法です。
② BYUよりも難易度が下がるBYUHかBYUIに入学し、Associate Degreeを取って、BYUに編入する手続きをする方法です。BYUHとBYUIだったらLDSビジネスカレッジよりも専攻も多いし、BYUH、BYUIの出願条件を満たしている人はこのやり方がおすすめです。
③ アメリカの簡単に入学できるコミュニティカレッジに入学し、そこでAssociate Degreeを取ってBYUに編入手続きするという方法。
④ 日本の大学から編入するというやり方です。日本の大学からだと、トランスファーできるCredit(単位)が少なくなってします可能性も大きいのですが、日本の大学からも編入可能です。
編入するのであれば、個人的には①LDSビジネスカレッジから編入するやり方か、②BYUH・BYUIから編入するやり方がおすすめです。同じBYU系列なので入学手続きも似ているし、トランスファーできるCreditが他の学校と比べると多く、General Educationはほとんど被っているので取ったクラスと内容が同じようなクラスをまた取らないといけないということが起こりにくいからです。
ちなみに、①~④までおすすめ順で書いています。自分の状況に合った編入方法を見つけてください。
最後に
BYUについて詳しく紹介しましたがいかがだったでしょうか。BYUはトップレベルな学校でもあり、かなり有名な大企業からオファーをもらう生徒がたくさんいます。もちろん、BYUに行っただけで卒業後は大手に就職と約束されるわけではありませんが、自分の選択次第で、あなたの人生を大きく変えることができます。道は長いと思いますが、4年間、あっという間です。悔いのない大学生活を送りましょう!
BYUプロボの入学手続きのやり方はこちらでご紹介しているので是非参考にしてみてください。